Wibu-SystemsがSPS 2024に出展し、オートメーション産業でのCodeMeterの実例をガイドツアーで紹介

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  • ガイドツアー:SPSの会場で、産業オートメーションの主要な顧客ブースを巡るガイドツアーを実施。
  • アプリケーションの実例:CodeMeterを利用したサイバー脅威への対策や産業における知的財産(IP)の保護事例を紹介
  • 柔軟なライセンシング:インテリジェントデバイスのソフトウェアライセンスを管理し、ビジネスモデルを合理化するCodeMeterの多様な実装方法を紹介
  • 最先端のソリューション:IIoT、産業オートメーション、精密測定における最新の課題に対するWibu-Systemsの取り組みを紹介

産業オートメーションのパイオニアであるB&R社、CODESYS社、KEBA社、Kistler社、TTTech Industrial社が、各社の最先端オートメーションソリューションを保護・ライセンシングするWibu-Systemsの技術の活用方法を紹介

SPS 2024において、Wibu-Systemsは、CodeMeter技術を統合した産業オートメーションのリーダー企業へガイドツアーを実施。

(ドイツ、カールスルーエ) – インテリジェントデバイス向けソフトウェアの保護・ライセンシング・セキュリティを専門とするWibu-Systems(ウイブシステムズ:本社 ドイツ・カールスルーエ)は、2024年11月12~14日にドイツのニュルンベルクで開催されるSPS 2024で、ガイドツアーを開催します。B&R社、CODESYS社、KEBA社、Kistler社、TTTech Industrial社などが、Wibu-Systemsが提供するCodeMeterを活用してどのようにIPを保護し、セキュアなソフトウェアライセンシングを可能にしているか紹介します。

SPS(Smart Production Solutions)は、産業オートメーションを扱う最大級の国際見本市であり、スマートファクトリー、IIoT、オートメーション技術の最新動向を探ろうと、世界中から主要企業が集まります。Wibu-Systemsのブース(ホール6・ブース#428)から始まるガイドツアーでは、CodeMeterのユーザー企業と実際に接し、CodeMeterを活用してソフトウェアを保護する方法を学び、業務を効率化させる柔軟なライセンシングモデルを理解することができます。実施日時は、11月12日(火)午後3:00~4:30、11月13日(水)午前10:00~11:30、11月14日(木)午前10:00~11:30の計3回です。(※ ドイツ時間:CET)

産業オートメーション分野におけるセキュリティとライセンシングへの高い関心

Wibu-Systemsが提供するCodeMeterのようなソリューションの重要性は、最近のデータからも明らかになっています。Cybersecurity Venturesによる2023年の調査によると、サイバー犯罪は、2025年までに世界で年間10兆5,000億ドル以上の被害をもたらすと予測されており、IIoTの利用機会が増している産業システムは、主要なターゲットの1つとなっています。さらに、Fortinetのレポートでは、組織の93%が、過去12カ月間に少なくとも1回は重大なサイバーセキュリティ侵害を経験していると報告され、産業部門における堅牢な保護の必要性が強く指摘されています。

このデータからもわかるように、サイバー脅威、リバースエンジニアリング、不正アクセスからソフトウェアとIPの両方を保護したい企業にとって、CodeMeterのようなテクノロジーは必要不可欠です。CodeMeterは、企業がもつデジタルノウハウの保護だけでなく、柔軟なライセンシングオプションの提供も行います。柔軟なライセンシングオプションを活用することで、企業は、ソフトウェアを効果的に収益化させ、新たな収益源を生み出し、また、管理されたセキュアな方法でソフトウェアの配布が可能になります。

ガイドツアーで紹介する企業と、CodeMeterの活用事例

  • マシンオートメーションの主要企業であるB&R社は、ハードウェアとソフトウェアを不正アクセスや改ざんから保護するため、同社のTechnology GuardingにCodeMeterを統合しました。同社のAutomation Studio開発環境にCodeMeterを搭載することで、セキュアなライセンシングが可能になり、ライセンスを付与されたソフトウェアのみがシステム上で実行されるようになります。
  • IEC61131-3準拠のオートメーションソフトウェアで有名なCODESYS社は、ソースコードや関数、ライブラリを保護するため、同社のSoftPLCVirtual PLCにCodeMeterを統合しました。CodeMeterを開発環境に組込むことで、権限をもつユーザのみがアプリケーションを実行できるようになり、同社が抱えるIPをリバースエンジニアリングや漏洩から保護しています。
  • 産業およびエネルギー分野で事業を展開するKEBA社は、IP保護とライセンシングを目的として、SAPとCodeMeterを統合しました。同社は、AxProtectorにより、PCとインテリジェントデバイスの両方のソフトウェアを保護しています。CodeMeterの柔軟なライセンシングモデルを利用することで、簡単に永久ライセンスへアップグレードできるトライアルライセンスの提供が可能になりました。
  • 自動車や航空産業向けの精密測定技術の分野で世界をリードするKistler社は、CodeMeterを使用して、PCや組込みシステム上で動作する動的測定ソフトウェアを保護しています。これにより同社は、ソフトウェアへの不正アクセスを防止するだけでなく、ユーザーのニーズに合わせてソフトウェアの機能をカスタマイズできる柔軟なライセンシングモデルを実現しています。
  • IIoTソリューションのパイオニアであるTTTech Industrial社は、NERVEプラットフォームを保護するためにCodeMeterを統合し、多様な産業エッジ環境において、安全なデータフローとアプリケーション管理を実現しました。NERVEプラットフォームは、堅牢なライセンス管理のために CodeMeterを活用し、産業オートメーションとエッジコンピューティングのための安全かつ信頼性の高いフレームワークを提供しています。

将来のオートメーション分野におけるCodeMeterの役割

産業システムの相互接続が進み、インテリジェントデバイスの需要が高まるにつれ、ソフトウェアとハードウェアの両方の安全性を確保することの重要性が、かつてないほど増しています。このような課題に真正面から取り組むべく、Wibu-Systemsは、CodeMeterテクノロジーによる、ソフトウェアの保護・ライセンシング・セキュリティを組み合わせたトータルソリューションを提供します。

Wibu-SystemsのCEO兼共同創設者であるオリバー・ウィンジェンリートは次のように述べています。「セキュリティとライセンシングは、未来の産業オートメーションを支える鍵となります。私たちは、業界リーダーとの連携により、CodeMeterを使用したIPの保護と業務の最適化を支援します。SPS 2024では、イノベーションの促進と、重要なオートメーションシステムの保護に、CodeMeterテクノロジーがどれほど効果的であるか、ガイドツアーでご紹介します。」

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