CodeMeter:作成可能なライセンスモデルの一覧と詳細
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CodeMeter を使用すると、従来のシングルユーザーライセンスやネットワークライセンスなどのライセンスモデルと、最新の利用状況に応じたライセンスモデルやユーザーベースのライセンスモデルの含む包括的なライセンスモデルを適用できます。 ライセンスモデルは、プロダクトコードとプロダクトアイテムオプションで定義されています。
提供可能なライセンスモデルは以下の通りです。
ライセンス | 詳細 |
シングルユーザ ライセンス | ライセンスは、ローカルPC、ローカルデバイス、またはローカルPCに接続されているCmDongleに保存されます。ソフトウェアは同じコンピュータ/マシン上で動作します。 |
シングルユーザ ライセンス(仮想マシン) | ライセンスは仮想マシンにバインドされています。仮想マシンをコピーすると、ライセンスは無効になります。仮想マシンを移動する場合は、ライセンスを有効にする(High Availability)か無効にするかを決定します。 |
ネットワーク ライセンス | ライセンスはネットワーク内のライセンスサーバーに保存されます。フローティングライセンスとしてPCで使用されています。 |
フィーチャーオンデマンド ライセンス | 個々のライセンスは、特定の製品機能とモジュールを有効にするために使用されます。これにより、アドオンの販売を通じてさらなる売上を生み出すことができます。 |
永久ライセンス | ライセンスは恒久版として発行され、期限切れになることはありません。 |
デモ/トライアルライセンス | ユーザーは貴社が指定したソフトウェアの機能に限られた時間しかアクセスできません。 |
レンタル/リース/サブスクリプション ライセンス | ライセンスの有効期間を指定します。 CodeMeter License Centralは自動的にライセンスの有効期間を延長することができます。 |
ペイパーユーズ ライセンス | 請求は、使用されたユニット数に基づきます。請求単位が時間または機能に基づくのか、および使用前/後に決済を行うのかを決めることができます。 |
ソフトウェアアシュアランス ライセンス | これは保守契約を含む永久ライセンスです。保守契約期間中、ユーザーはアップデート版に自動的にアクセスできます。保守契約の期限が切れた後に利用可能になった更新は、このライセンスでは使用できません。保守契約期間内に利用可能になった更新は、契約の満了後も使用できます。 |
ダウングレード権付きライセンス | このライセンスは、オプションで古いバージョンのプログラムを使用する権利を含みます。このライセンスでは、顧客は後日すべてのクライアントを新しいバージョンに移行することができ、ソフトウェア発行者は古いリリースを販売する必要はありません。 |
アップグレード権付きライセンス | このライセンスは、オプションで新しいバージョンのプログラムを使用する権利を含みます。 このタイプのライセンスでは、新しいバージョンがリリースされるまで収益は落ちません。 |
猶予期間ライセンス | 猶予期間ライセンス付きで配布されているソフトウェアは、ライセンス認証なしで一定期間使用できます。猶予期間が終了すると、アクティブ化が必要になります。 |
ボリュームライセンス | 顧客(通常はキーアカウント)には、必要な数をカバーするために多数のライセンスが送信されます。ソフトウェア発行者は、個々のコンピュータをアクティブにするか、または監査によってシステムを監視する必要があるかを定義できます。 |
高可用性ライセンス | ユーザがリダンダントライセンスサーバを所有している場合に適用します。(「2 out of 3」の原則)。このアーキテクチャは、ライセンスサーバーに障害が発生した場合にソフトウェアの可用性を保証します。 |
ホットスタンバイ ライセンス | ユーザーは、メインのライセンスサーバーに障害が発生した場合に使用できる2番目のライセンスサーバーまたは緊急ドングルを所有しています。バックアップサーバまたは緊急ドングルの使用はログに記録され、期間を制限することができます。 |
コールドスタンバイライセンス | ユーザーは、メインのライセンスサーバーに障害が発生した場合に使用できる2番目のライセンスサーバーまたは緊急ドングルを所有しています。バックアップサーバまたは緊急ドングルの使用はログに記録され、期間を制限することができます。 |
オーバーフローライセンス | ユーザーは、購入したボリュームよりも多くのライセンスを使用する権利があります。超過使用はログに記録され、有効期間とボリュームに関して制限される可能性があります。このモデルは実際に使用されるライセンスの請求を可能にします。 |
ライセンス借入 | ユーザーは、ローカルコンピュータで使用するためのライセンス(CmActLicense)またはCmDongleを一定期間借りる権利があります。この間、ライセンスはライセンスサーバーに割り当てられたままであり、それ以外では使用できません。借用期間が切れると、ライセンスは自動的にライセンスサーバー上で再度利用可能になり、ローカルでアクセスできなくなります。ライセンスを手動でサーバーに返却するか、借用ライセンスを更新することができます。 |
譲渡可能ライセンス | ユーザーは、ライセンスを他のPCまたはCmDongleに永久的に転送する権利があります。 オンラインまたはオフラインで実行できるのかを指定できます。 |
ユーザー固有ライセンス | ライセンスはユーザー名に関連付けられています。 |
コンピュータライセンス | ライセンスは特定のコンピュータ名に関連付けられています。 |
タイムゾーンライセンス | ライセンスは指定された地域(タイムゾーン)でのみ使用できます。 |
国別ライセンス | このライセンスは、ソフトウェアベンダーがホワイトリストに登録しているか、ブラックリストから除外していない国でのみ使用できます。 |
■ 関連情報
- 使用量ベースのライセンス(KEYnote 44)
- サブスクリプション(30/90/360日)(KEYnote 42)
- サブスクリプション:CodeMeterのお作法(KEYnote 41)
- サービス、メンテナンス技術者用のライセンス(KEYnote 37)
- ソフトウェア、マシンおよびマテリアルの新たなビジネスモデル(KEYnote 34)