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CodeMeter製品のライフサイクルの拡張
「良いことはいつまでも続かない」ー これは人生における教訓です。そしてこれは、古いアプリケーションやオペレーティングシステム(OS)全体にも当てはまります。しかしながら、それでもなお忠実な支持者がいたり、一部のユーザーが依存し続けていたりすることはよくあります。有名な例として、Windows7が挙げられるでしょう。世界中の無数のデバイスで実行され続けていたのにもかかわらず、2020年の初め、Microsoftによるサポートが中止されたのです。
CodeMeterは、幅広いオペレーティングシステム(OS)とプラットフォームに対応しています。定期的な保守契約でサポートされている限り、これらのプラットフォームを引き続きサポートすることが、Wibu-Systemsのポリシーとなっています。
ライフサイクル
Wibu-Systemsは、次のライフサイクル原則に取り組んでいます。
- CodeMeterのすべての新バージョンは下位互換性があり、以前のバージョンを完全に踏襲します。
- オペレーティングシステム(OS)の開発者向けの無料サポートが提供される限り、サポートします。
- 開発者の拡張サポートフェーズに移行したオペレーティングシステム(OS)の場合、Wibu-Systemsと拡張サポート契約を締結し、CodeMeterの長期サポートを受けることができます。
Wibu-Systemsは、メーカーのオペレーティングシステム(OS)に対して、2つの異なるレベルのサポートをご用意しています。
標準サポート
CodeMeterの現在のリリースでは、標準サポートの一部としてすべてのサポートサービスを利用することが可能です。これは、新たな開発とイノベーション、拡張、および技術的改善のベースラインとなっています。もちろん、セキュリティパッチとバグ修正は、リリースごとに無料で入手することができます。
標準サポートは、オプションのサポート契約に含めることができます。これにより、ユーザーは応答時間が保証されるので、修正プログラムへのアクセスを速めることができます(選択したサポートレベルによって異なります)。
拡張サポート
オペレーティングシステム(OS)開発者が、旧バージョンのオペレーティングシステム(OS)を拡張サポートフェーズへと移行させると、そのOSバージョン用に開発されたCodeMeterのすべてのバージョンが、Wibu-Systemsの拡張サポート条件下で機能します。
これらのバージョンの開発は終了しますが、拡張サポートパッケージを購入できることがユーザーへ通知されます。この時点から、新しいリリースに、ランタイムコンポーネントのセキュリティパッチとバグ修正のみが含まれることになります。
標準サポートから拡張サポートへと移行する、さまざまなオペレーティングシステム(OS)のCodeMeterバージョンにおける現在および今後の期限については、ライフサイクルドキュメントで公開されています。拡張サポート期間の開始から半年以内に、旧オペレーティングシステム(OS)バージョンの拡張サポートの需要がないと判断した場合には、Wibu-Systemsはこのオプションを完全に終了します。
拡張サポートパッケージは、現在有効なサポート契約とは別に、Wibu-Systemsから取得することができます。現在の価格に関しては、営業担当者までお問い合わせください。
製品の標準および拡張サポートフェーズの詳細と日程については、ライフサイクルドキュメントをご参照ください。
KEYnote 41 – Edition Spring 2021